『考える力が必要』などの文言が、雑誌やネットなどで多く見られるようになってきました。
この【考える力】は急に必要になったわけではなく、昔から必要でしたよね。
ではなぜ、今更目立つようになったのでしょうか?
それは、【考える力】が身についていない状況が、あまりにも多いのではないでしょうか。
下記のような文面を目にしましたので紹介します。
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『ちゃんと、早く、いい子に』の人材は『たくさん、安く、均質な』付加価値を生み出す為には必要だったが、
物に満たされた現在にこの考え方は当てはまらなくなっているし、このような前時代的な付加価値は、
全てロボットが行う事が出来るようになるだろう。
みんなが認める『正解』も無くなった。
正解が無ければ、それを教える先生の在り方も変わってくる。先生ではなく先輩であるべきなのだ。
正解のない世の中では、自分、相手、社会が納得出来る『納得解』が必要。
納得解はただの思い付きではなく、論理的に成立していて簡単には論破出来ないものである必要がある。
納得解を導くのに必要なのはクリティカルシンキングや複眼思考。
つまり、物事のそもそもを疑う目線や異なる角度から考える目線が必要。
ただし、思考方法だけでは役には立たない。
思考する為の材料が『知識』なのだ。
知識を詰め込む勉強がなくなる事は無いが、
その材料をどう使用するかの『思考力』にこれからの教育はもっと焦点を当て、
子供達が実際にその思考力を行使できるようにしなければならない。
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どうですか・・・・・・・・・・・