《二人に一人の子どもが、作文が嫌い・苦手》
夏休み、たくさんの宿題が出されているかと思います。その中で最後になりがちが読書感想文や作文。
もちろん本を読まないと書けないので仕方ないかもしれません。
しかしある調査で判明したのが《作文嫌い》という現実です。
なぜ嫌いになってしまうのか?
多くの声は、めんどくさい・何を書けばいいかわからない・疲れるなどです。
なぜ書くのか?という目的意識や相手意識などが持てないため、
書くこと自体が楽しくないとう気持ちになるのだと思いますが、低学年にありがちなのは言葉が浮かばない。
つまり知っている語彙自体が少ないという壁に直面するわけです。
書きたいという意欲と集中力を持つこと、書くために語彙を増やすこと。
この2つが伴うことが作文を書く上では大事なのかもしれません。
《速読トレーニングで書くための土台作りに》
トレーニングの中では、短い時間で多量の文字・文章に触れていきますので、
文字・文章に慣れたことで読むことを苦痛に感じることが軽減され、結果として
読書が好きになったという声をたくさんお聞きしています。
文章を読むことに対して興味を持つ・苦手意識がなくなることは、
書くために必要な語彙・表現を得ることにつながっていきます。
「読んだ本が面白かった」という感想から、「ここが面白かった、読んでこのように思った」など
今までより深めた文書を書くことにつながっていきます。
また語彙・表現を得ることによって、人に伝えるという面において様々な表現を使って、
物事を伝えることが可能になっていくかと思います。
文章を読む・本を読むという行為は「書くため」の土台作りだけでなく「伝える」ための土台作り
の育成にもつながるのです。